十一月上席振り返り

1日 芝居鑑賞

入門以前、歌の表現でお世話になっていた先生の芝居を観に行きました。西荻窪の小劇場にて「ケーフェイ」という女子プロレスのお話。

〜一芸に秀でる者は多芸に通ず〜

その演技の迫力たるや!感動。本物を観て大変刺激を受けます。12月ネタ出ししている文七元結の稽古、人情噺にこそこの感動を反映出来れば。

2日 黒門亭で「らくだ」

二ツ目4人が顔付けされる番組の主任(トリ)でした。

黒門亭は落語協会の2階にある小さな寄席。それでも名だたる師匠方の息吹が漂うこの場所でトリを取るというのはいつにない緊張感がありました。お客様の感度の良さに乗せられて、噺の世界に入り込めた一席でした。終演後お客様数名と美酒を堪能!

3日 いばらくで常陸大宮市の松吟寺

「金明竹」と「だくだく」を口演

インスタライブでも少し喋りましたが久しぶりに合計七時間の運転。ドライバーズハイも手伝い充実の一日。

5日 つくばみらい市小絹中学校

「牛ほめ」を口演

創立30周年の機会にお呼びいただきオペラ歌手の御一行とお祝い。花束を受け取りかえって感動をいただく。

9日 いばらくで取手、笠間公演

取手では「抜け雀」、笠間では「長短」

いばらくに立川成幸さんが加わり、新しい風が吹くのを感じました。いばらくでもブログ、やってます👍

いばらくin松吟寺(常陸大宮市)
常陸大宮市は松吟寺さんにていばらく口演致しました。とても喋りやすい環境を整えてくださったお寺の皆様に御礼申し上げます。お客様に「今日遠くから来られた方いらっしゃいますか??」とお尋ねしたところ「あの世

↑写真:笠間焼を頂きました!

10日 2024おめでたい会 第3回

「宿屋の仇討」と「時そば」

主任は相方の好二郎さん「火事息子」。

前座は兼好師匠門下のけろよんさんで「弥次郎」

冒頭からノリノリのお客様。色んなことを考えて高座に上がったら「宿屋の仇討」の何度も出てくる言い立てで痛恨の台詞抜け。お客様も手に汗握る状況の中、なんとか思い出すも反省。おさらいに抜かりがありました。

状況により最適なネタ選びは必要。でも見切り発車で乗り切れるタマじゃない自分。準備が9割という言葉を噛み締め、明日以降の高座へ向かいます、、、